今日は、およそ20年くらい前に購入したコートを着ています。
これはさすがに自分でもびっくりします。
当時住んでいたのは東京でしたので、駅前のSEIYUで購入したのを覚えています。
当時もあまりお金がなかったので、デパートなどで買うことはできないのはわかっていて、SEIYUだったら単価も安く、見た目だけはそれなりに見えるコートを買うことができないかな……と思って出向いてみたのです。
たぶん冠婚葬祭系の服が販売されている売り場あたりにあったのではないかと思います。
それでは、本日のコーデをご紹介いたします。
2019年12月3日のコーデ
【本日の天気】晴れ
【気温】最低気温:8℃ 最高気温:18℃
【着て行った場所】会社
【どんな過ごし方をしたか】 仕事(デスクワーク)
今日の感想
値段は今でも覚えていて、どうしてそんなに安かったのか全然わからないのですが、1万円ポッキリでした。
コートの素材はウールです。
襟周りはなんとリアルフォックスファー(!)です。
まあ、お安いので、ファーはそんなに毛の密度が高くないのですが、こんなの今ではこのお値段では手に入らないと思っていて、ずーっと使っています。
すごく大事にしていたとは思えないのですが、虫にも食われず、臭いもせず、ウールもファーもへたれるようすはわずかもありません。びっくりです。
このコートを買った頃は、フリーランスのデザイナーをしていて、取引先の企業に出向くことも多かったので、このコートしかもっていなかった私は、毎年冬になるといつもこのコートを着ていました。
さまざまな流行が過ぎ去っていきましたが、このコートは流行り廃り関係のないフォルムと素材で、今着ていても違和感がありません。
服に一生ものはない、という考えは、基本私も同意しています。
でも、実際このコートが20年の時を経て生き残ってきたのを見ると、私に限っては、このコートが意図せず一生ものになるのかもしれない……と思っています。
一生ものかどうかなんて考えもせず買った、1万円のコート。このごろは毎日着てしまうとダメになってしまうのでは?なんて考えて、登場頻度は下がりましたが、これからもお世話になりたいと思っています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。