私が苦手だった秋、とは、パーソナルカラーの秋ではなくて、本当の季節の秋が苦手だったのです。
夏が終わりかけると、なんとなく寂しい気持ちになるのは私だけではないと思いますが、私の気持ちはどうもそういう一般的な理由だけではないような気もしていました。
なぜなんだろう?
ずっと考えていて、ある日気が付いたことは、「秋に着る服でお気に入りのものがない」ということでした。
いまでこそ、こんなに服のことを考えるのが大好きなのですが、昔はかなり無頓着でした。
子どものころや若いころは、春や夏が好きすぎて、涼しくなってもずっと夏物を着ていた自分を思い出します。そして耐え切れなくなったときに、突然冬物を着る……、そんな生活をしていたように思います。
ずっと夏が終わらなければいいのに……。
いつもそんな気持ちで秋を過ごしていたので、秋が楽しいわけがないですよね。
秋を楽しんでいなかったのです。
ちゃんと秋に注目すれば、紅葉が赤くなっていく様子や、焼き芋のおいしそうな色、イチョウ並木の見事な黄金色など、たくさんの素晴らしいものに巡り合えたのに、その季節にこそ味わえる目の前のものに注目していなかったのだと思います。
40代になってからやっと、秋ならではの楽しみに目覚め、やっと秋が大好きになってきたとき、秋色の服もたくさん集めて着てみましたが、なんとなくしっくりきません……。
私が秋を嫌いすぎて、秋に嫌われてしまったかな?なんて、おかしなことを考えたこともありました。
パーソナルカラー診断を受けてみて、やっとわかりました。
秋の色は私には一番似合いませんでした。
しばらく悩んでいましたが、いろいろなサイトや画像を見るうちに、サマーやウィンターの方でも楽しめる、秋の雰囲気の色合わせも見つけられるようになってきました。
50代になってやっと、秋を楽しく過ごせそうです。
それでは、本日のコーデをご紹介します。
2019年9月5日のコーデ
今日、靴の踵のゴムのところが取れてしまいました……。
だいぶ履き潰して、爪先なども痛んできたので、そろそろ買い替えるしかなさそうです。
【本日の天気】曇り
【気温】最低気温:23℃ 最高気温:31℃
【着て行った場所】会社
【どんな過ごし方をしたか】仕事(デスクワーク)
今日の感想
私の得意なトップグレーをトップスに持ってきました。
苦手なエンジはバッグで取り入れ、秋らしさを楽しめるようにしました。
トップスのデザインは、肩がパフスリーブになっていて、なで肩のウェーブにはよく合います。
トップスは甘めでも、ボトムが長めのタイトスカートで、靴とスカートを黒にしていますので50代の大人でも着られる組み合わせになったのではないでしょうか。
9月以降は、私にとってコーディネートの難しい季節になりますが、いろいろな工夫をして楽しみながら過ごしてみたいと思っています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。