夏、白い服を着るときは透けに注意!【対策あり】

服飾豆知識

夏は白い服を着る機会が多いかと思います。

また、生地が薄い服を着ることも多いですから、うっかり外出したとき下着が透けていることに気づいてドッキリしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分が恥ずかしいだけではなく、周りに居合わせてしまった人も気まずい思いになってしまいますよね……。

今回は、白い服を着るときに必ずチェックしておきたい、インナーについてお話しできればと思います。

白い服を着るときは、前もってアンダーウエアのことも考えておきましょう

朝、急いでコーディネートを考えると、アンダーウエアのことまで頭が回らないことがありますよね。

できれば、前の日までにコーディネートを決め、白を着るときには一緒にアンダーウエアのことも同時に考えておくことで、出かけてから恥ずかしい思いをしなくて済みます。

先に結論を言ってしまえば、ベージュのもので、形がアウターに響かない工夫がされているものを選ぶのがベストだということです。

今日は、その結論を実証するべく、トップスとボトムスにわけて、それぞれどんなアンダーウエアを着れば大丈夫なのかを、写真とともに詳細をご紹介したいと思います。

トップス編

白いトップスに、下記のような「白」「グレー」「ベージュ」「黒」の4種類のキャミソールを着て写真を撮ってみました。

白のキャミソール

こちらは、白のキャミソールを着たときの透け具合です。
私は、あまり気にならないのですが、やはり透けないほうが安心するという方は、落ち着かないかもしれません。
私が気にしないという理由は、縫い目はどちらにしても透けているので、透けないほうがむしろ「下着を着ていないの!?」とドッキリさせてしまわないか?という、ちょっと余計なお世話的なことのほうが気になってしまうからです。
「私はちゃんと下着を着ていますよ!」という意思表示です……、て、そんな意思表示はいらないですかね?
白のアンダーウエアならば、清潔感があるので大丈夫かな、と思っているのですが……。
もちろん、キャミソールではなく、ブラが透けてしまっているのは論外です。

グレーのキャミソール

巷の情報では、「意外と透けないグレー」と言われているのを聞いたり、見たりしたことがあり、試してみました。
ところが、私にとっては「バッチリ透けている!?」という気がして、さらに、「どんな色の下着なの!?」と、余計なことまで気にされてしまうような色の出方で、これはちょっと着たくないな……という気持ちになりました。
皆さまはどうお感じでしょうか。
読んだ情報をうのみにせず、自分で試してから下着を選んだほうがよさそうです……。

ベージュのキャミソール

安定のベージュですね!
一番安心感があるかもしれません。
私は最近では、ベージュのキャミソールを選ぶことが一番多いです。
ちなみに、暑いときや汗をかいたときは、トップス1枚よりもなにかブラ以外の下着を1枚着たほうがより涼しく快適だと思っているので、いくらベージュのものであっても、ブラ1枚でいきなり白のトップスを着ることはしません。
やはり、50代はセクシーさではなく、清潔感が重要だと思います!

黒のキャミソール

とくに何か狙った効果がない限りは、白トップスのインナーに黒は選びませんよね……。
黒だとどのように見えるのか、上記のキャミソールとの比較対象として、着てみました。
黒のインナーを着てもおかしくないシチュエーションとしては、シャツの前を開けてわざとインナーを見せる着方です。
この場合はインナーというよりはシャツを羽織りものとして見立てる方法で、これなら大丈夫かな?と思います。
その場合、50代の方ならキャミソールよりも、タンクトップやTシャツなどの黒をインナーにして、シャツを羽織るというのが上品に見えてよいでしょう。
ただ、ウィンタータイプではない方が、そこまでしてあえて黒のインナーを選ぶというのも、少し無理があるのかな?と思っています。

ボトムス編

この解説用写真を撮るのは、ちょっとためらわれました……。

私のパンツが透けているのを世間にさらすのか!? みっともないではないか! と思って、しばらく迷っていたのですが……。

でも、この記事をご覧いただき、皆さまが外に出るときに恥ずかしい思いをするのを防ぐことができるのならば……、と思い、勇気を出してさらしてみました(恥)。

どうぞ、白いボトムをお召しになるときには、くれぐれもお気をつけくださいませ……。

また、インナーだけに気をつけるのではなく、ボトムを購入する時点で「透けにくい素材」とうたわれているものを選んでくださいね。

後ろから見たところ

後ろから見たところを並べて3つご覧に入れますが、なんと、後ろから見ただけではあまりわからなかったのですよね……。

白の下着
ベージュの下着(sloggi)
ベージュの下着(sloggi)+ベージュストッキング

こんなはずでは……、おかしい……、と思って、いろいろなポーズ、角度で撮ってみましたら……、やはり気をつけなければいけないことがよくわかりました。

自宅で鏡をチェックして大丈夫だったからといって、安心できるわけではありません。ちなみに、このボトムは「透けにくい素材」としてうたわれていたものになります。

透けにくい素材だからこそ、後ろから見たときに区別がつかなかったのだと思います。このワイドパンツは大変優秀だということですね。

だからといって、「白」で透けないものは無いと思ったほうがよいです……。下の画像をご覧ください……。

足を曲げて横から見たところ

白の下着
ベージュの下着(sloggi)
ベージュの下着(sloggi)+ベージュストッキング

やはり、白の下着だけで白のボトムを履くのはやめたほうがよさそうです。バッチリ見えてしまっています……。

また、縫い目や折り返しのデコボコが見えるのも私はいやなので、白のボトムを履くときは、sloggiのウルトラヒップ マキシショーツ ベージュという下着を着用しています。

sloggiは、端が切りっぱなしでもほつれない始末がしてあるため、下着の形が表面に響かないので大変重宝しています。

sloggiのウルトラヒップ マキシショーツ MAGASEEKの詳細ページ

sloggiのウルトラヒップ マキシショーツは、MAGASEEKや、他のネットショップなどでも扱っています。MAGASEEKのものは下記をご覧ください。

肌に溶け込むようなフラットさで、アウターにひびきにくいはきこみ深めショーツ。ウエストはもちろん、マチ部分もテープや縫製をなくし、接着することで究極にひびきにくいはきこみ深めショーツを実現しました。

さらに、ストッキングを履けば万全です!

白いボトムを履いたなら、自分自身も周囲の方も、気持ちよく過ごしたいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

結果として、ベージュの下着でアウターに響かない工夫がしてあるものがやはりおすすめだったということです。

おしゃれをしているときに、下着が予期せぬ形で見えてしまっているのはとても残念ですよね。

特に、夏は白を着たい機会が多くなることと思います。

ぜひ、下着のこともしっかり考えて、楽しい時間を過ごしましょう!

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。